台北無限周遊パス(Taipei FunPASS)完全ガイド|台北101から故宮まで観光スポット30ヶ所以上が対象

本記事にはプロモーションが含まれています。
台北無限周遊パス(Taipei FunPASS)完全ガイド|台北101から故宮まで観光スポット30ヶ所以上が対象

添乗員ライターがお届けする台湾旅行情報。今回は、台北旅行をお得かつ効率よく楽しみたい方に向けて、「台北無限周遊パス(Taipei FunPASS)」を徹底解説します。

台北101展望台や国立故宮博物院、猫空ロープウェイなど、台北を代表する観光スポットの入場チケットを個別に購入していると、意外と費用がかさんでしまうもの。さらに、人気スポットではチケット購入のために長い列に並ぶ時間も惜しいところです。そんな悩みをまとめて解決してくれるのが、台北市政府が発行する公式の観光周遊カード「台北無限周遊パス(Taipei FunPASS)」です。

台北・新北・基隆の3市にまたがる30ヶ所以上の人気観光スポットへの入場が1枚のカードに含まれており、台北MRTやバスの乗り放題もセットになっています。旅程に合わせて1日券・2日券・3日券の3種類から選べる使い勝手の良さも魅力のひとつです。

項目内容
正式名称Taipei FunPASS(台北無限周遊パス)旧称:北北基おもしろカード
発行元台北市政府
種類1日券・2日券・3日券
有効範囲台北市・新北市・基隆市
交通乗り放題台北MRT、市バス、台湾好行バス、十分平渓鉄道
対象観光スポット30ヶ所以上
受け取り場所桃園国際空港、台北松山空港、台北駅など
事前購入可能(KKday等のオンライン予約サイトで購入可)
目次

購入前に知っておきたい注意点

台北無限周遊パスは非常に便利なカードですが、事前にいくつかの点を把握しておくことで、より賢く活用できます。

まず、パスは実体カードであり、必ず現地での受け取りが必要です。オンラインで購入・予約した場合でも、台北駅・桃園空港・松山空港の指定カウンターでカードを受け取ってからでないと利用開始できません。空港到着後にすぐ使いたい場合は、受け取りカウンターの営業時間と場所を事前に確認しておきましょう。

次に、利用開始日から連続した日数のみ有効という点も重要です。たとえば2日券を選んだ場合、最初にカードを使った翌日の23:59が有効期限となります。1日目に観光した後、翌日に別のことを予定している場合は有効期限が無駄になってしまうため、旅程と照らし合わせて適切な日数を選ぶ必要があります。

また、カードは記名式ではないため、紛失した場合の再発行や返金は原則不可です。受け取り後は大切に保管してください。さらに、一度でも使用したカードはキャンセル・返金の対象外となります。

交通機関については、4桁番号の高速バスや桃園空港MRTは対象外となっているため、桃園空港から台北市内への移動は別途交通費が必要です。この点を見落として計算違いをしないよう、注意が必要です。

Taipei FunPASSの歴史と背景

台北無限周遊パスの前身となるのが「北北基おもしろカード(北北基好玩卡)」です。台北(台北市)・新北(新北市)・基隆(基隆市)の頭文字を取った「北北基」という名称が示すとおり、台湾北部を広くカバーする観光周遊カードとして誕生しました。

台北市政府が発行するこの観光パスは、もともと交通機関の利便性向上と観光振興を目的として設計されました。台湾では2000年代以降、悠遊カード(EasyCard)と呼ばれる交通系ICカードが普及しましたが、観光客にとってはMRTのチャージだけでなく観光スポットの入場チケットを個別に管理・購入する手間が課題でした。

こうした背景から、交通と観光スポットの入場チケットを一体化させたパスが開発され、日本人旅行者を中心に「台北観光に欠かせない神カード」として広く認知されるようになりました。その後もサービスが拡張され、現在は「Taipei FunPASS」として国際的なブランド名で展開されています。対象スポットは当初よりも大幅に増加し、台湾の文化体験アクティビティや郊外エリアの観光施設も含まれるようになりました。

台北市政府が直接発行しているという点も、利用者にとっての安心感につながっています。民間の周遊パスと異なり、行政機関が管理する信頼性の高いカードとして、初めて台湾を訪れる旅行者にも使いやすい設計が貫かれています。

台湾の観光業において、台北周辺エリアは常に旅行者の中心的な目的地であり続けています。台北と近郊の新北市・基隆市を合わせた「北北基」エリアは、歴史的建造物から自然景観、現代アートまで多彩な観光資源が凝縮されており、2泊3日〜4泊5日程度の短期旅行でも多くの見どころを楽しめるエリアです。台北無限周遊パスは、そうした台湾北部観光の多様性を最大限に活かすために設計されたカードといえます。

30ヶ所以上が対象!含まれる主要スポットの魅力

台北無限周遊パスの最大の魅力は、なんといっても対象観光スポットの充実ぶりです。台北市・新北市・基隆市にわたる30ヶ所以上の施設に入場できます。以下に主要なスポットを紹介します。

台北101展望台

8階ごとに区切られた建築スタイルの台北101
8階ごとに区切られた建築スタイルの台北101

台湾を象徴する超高層ビル、台北101。世界が驚く超高速エレベーターで89階の展望台まで上がれば、台北盆地を360度一望できる圧巻のパノラマが広がります。夕暮れ時から夜にかけて訪れると、台北市街の輝くイルミネーションとともに幻想的な景色を楽しむことができ、台湾旅行のハイライトとして外せないスポットです。

国立故宮博物院

台湾国立故宮博物院の正面の門
台湾国立故宮博物院の正面の門

5千年余りにわたる中華文化の宝庫として知られる国立故宮博物院。宋・元・明・清時代から伝わる65万点以上の所蔵品を誇り、白菜や豚の角煮を模した翡翠彫刻など、世界的に有名な工芸品を間近で鑑賞できます。規模が大きいため、じっくり回るなら半日、見どころを絞るなら2〜3時間が目安です。

猫空ロープウェイ

猫空ロープウェイの指南宮駅(しなんぐうえき/ジーナンゴンジャン/Zhinan Temple Station)
猫空ロープウェイの指南宮駅(しなんぐうえき/ジーナンゴンジャン/Zhinan Temple Station)

台北市南部に位置する猫空エリアへのアクセス手段として人気の高い猫空ロープウェイ。透明なゴンドラが用意されており、山上から広がる茶畑の景色と遠くに見える台北101のコントラストは格別です。山上に到着したあとは、台湾茶の産地として知られる猫空で茶藝体験も楽しめます。

台北市立動物園

アジア最大規模を誇る動物園のひとつ。ジャイアントパンダ、コアラ、マレーバク、オウサマペンギンなど、多彩な動物たちが生息しています。猫空ロープウェイ乗り場と同じMRT動物園駅に直結しているため、猫空と合わせて1日で回るのが効率的なルートです。

野柳地質公園

CNNをはじめとする多くの国際メディアが取り上げた、独特の地形が広がる野柳地質公園。海蝕によって生まれた女王頭・豆腐石・象鼻石など、自然が生み出した奇岩が点在しており、まるで異星の景観のような世界を体験できます。基隆市の海岸線に位置しており、台北市内からバスでアクセス可能です。

淡水古跡博物館(紅毛城・小白宮・滬尾砲台)

淡水紅毛城
淡水紅毛城

17世紀にスペインが築いた要塞を起源とする紅毛城は、その後オランダ・イギリスなど9カ国による統治を経た歴史的建造物です。300年以上にわたる歴史の舞台として台湾の近代史に深く関わっており、歴史好きにとっては見逃せないスポットです。

十分でのスカイランタン体験

十分老街でランタンの打ち上げ直前に写真撮影している観光客
十分老街でランタンの打ち上げ直前に写真撮影している観光客

新北市の平渓エリアに位置する十分老街では、ランタンに願いを書いて夜空に放つ「スカイランタン体験」が体験できます。色とりどりのランタンがゆっくりと空に昇っていく光景は、台湾旅行の中でも特に印象的な体験として多くの旅行者に親しまれています。

黄金博物館(金瓜石)

かつて金鉱で栄えた金瓜石エリアにある黄金博物館では、台湾の鉱山産業の歴史を学べるほか、220キログラムの純金のインゴットに触れる体験が可能です。周辺は日本統治時代の建築物が多く残り、ノスタルジックな雰囲気が漂います。

国立台湾博物館

台湾最古の博物館である国立台湾博物館は、本館・古生物館・南門館・鉄道部など複数のエリアで構成されています。台湾の自然史と人文史を多角的に紹介しており、日本統治時代に建設されたクラシカルな建築物自体も見どころのひとつです。近代建築としての価値も高く、台湾近代史に興味がある方には特におすすめのスポットです。

美麗華百楽園観覧車(ミラマー観覧車)

台北市の商業施設・美麗華百楽園の屋上に設置された大型観覧車は、透明なゴンドラから台北盆地全体を見渡せる人気スポットです。夜景の美しさでも知られており、デートや家族連れに定評があります。猫空ロープウェイとは異なる視点で台北の夜景を楽しめる、もうひとつの空中体験です。

交通乗り放題の使いやすさが旅を変える

MRTの地下のプラットホーム
MRTの地下のプラットホーム

観光スポット入場チケットと並んで、台北無限周遊パスのもうひとつの大きな魅力が交通機関の乗り放題です。有効期間中は以下の交通機関を何度でも利用できます。

乗り放題の対象となる交通機関:

  • 台北MRT全線(文湖線・淡水信義線・松山新店線・板南線・中和新蘆線・新北環状線)
  • 台北市・新北市・基隆市の路線バス(4桁番号の高速バスを除く)
  • 台湾好行バス(北投竹子湖線・木柵平渓線・皇冠北海岸線・黄金福隆線・浜海奇基線の5路線)
  • 台鉄 平渓深澳1日周遊チケット(区間車のみ)

MRTは台北市内の主要観光スポットのほぼすべてをカバーしており、チャージ不要でどこへでも移動できます。九份・十分・野柳といった郊外スポットへ向かう台湾好行バスも対象となっているため、市内だけでなく台北周辺のエリアを広く周遊する際にも大きな節約になります。

文化体験アクティビティも含まれる充実の特典

台北無限周遊パスには観光スポットへの入場だけでなく、台湾ならではの文化体験も含まれています。

猫空では「遊山茶訪」での台湾茶体験と小封茶(手紙と茶葉を封筒に入れて郵送する台湾の文化体験)が楽しめます。九份老街では第4世代に受け継がれる「阿婆芋圓」の芋圓(タロイモ団子のスイーツ)の試食や、赤提灯の灯籠作り体験なども対象です。

さらに、パスを保有する旅行者には大稻埕(迪化街)・永康街・猫空・西門町の4大ショッピングエリアで使えるギフトパックの特典も用意されています(各エリアの提携店舗での食べ歩きや割引特典)。

料金とコストパフォーマンス

台北無限周遊パスは1日券・2日券・3日券の3種類があります。

券種料金(台湾元)
1日券NT$1,300
2日券NT$1,700
3日券NT$2,000
※料金は2026年4月現在。Taipei FunPASS公式サイトおよび各予約サイトにて最新情報をご確認ください。

コストパフォーマンスを考えると、台北101展望台(個別購入時 約NT$600)と国立故宮博物院(個別購入時 約NT$350)の2スポットだけで合計約NT$950となります。これに猫空ロープウェイや動物園を加えると、1日券の料金でも十分に元が取れる計算です。

3日間の旅行であれば、2日間は台北無限周遊パス(2日券)を活用して観光を充実させ、残り1日をグルメや夜市、ショッピングに充てるという使い方が賢明です。

おすすめモデルコース

台北無限周遊パスを効果的に活用するためのモデルコースを紹介します。

1日コース(定番台北集中プラン)

午前中は国立故宮博物院でじっくり中華文化の精粋を堪能し、午後はMRTで台北市内を移動して台北101展望台へ。夕方の景色を楽しんだあとは、西門町エリアでギフトパック特典を活用しながら夜市グルメを楽しむプランです。

2日コース(台北市内+郊外自然体験プラン)

1日目は台北市内の定番スポット(故宮博物院・台北101)を中心に周遊。2日目は動物園と猫空を組み合わせ、午後は猫空で台湾茶体験を楽しみます。

3日コース(台北全域満喫プラン)

1日目は台北市内の主要スポットを効率よく周遊。2日目は台湾好行バスを利用して野柳地質公園と淡水古跡博物館を訪問。3日目は十分老街でのランタン体験と黄金博物館を組み合わせた金瓜石・九份エリアの日帰り旅を楽しみます。

パスの受け取り方法と注意事項

事前にオンラインでパスを購入・予約した場合は、台湾到着後に指定カウンターで実体カードと交換する必要があります。

受け取りカウンター一覧:

場所営業時間
台北駅 ツーリスト・インフォメーションセンター(1階ロビー南西側)09:00〜19:00
松山空港 ビジター・インフォメーションセンター(第2ターミナル到着ロビー)08:00〜17:00
桃園空港MRT A1台北駅 ビジターセンター(地下1階)10:00〜19:00
桃園国際空港 第2ターミナル 到着ロビー(ライオントラベル)08:00〜17:00
Taipei FunPASS公式情報(2026年4月現在)

なお、カードは記名式ではなく紛失・破損時の再発行は不可です。また、一度使用すると返金対象外となるため、受け取り後は大切に保管してください。

台湾旅行のフライトはジャルパックで

台北への旅を計画するなら、フライトとホテルをまとめて手配できるジャルパック ダイナミックパッケージが便利です。自分のスケジュールに合わせてフライト・ホテルを自由に組み合わせられるため、個人旅行の自由度を保ちながら、パッケージならではのコストメリットも享受できます。

ジャルパック ダイナミックパッケージで台湾旅行を予約する

まとめ

台北無限周遊パス(Taipei FunPASS)は、台北101展望台・国立故宮博物院・猫空ロープウェイ・野柳地質公園など、台湾を代表する30ヶ所以上の観光スポットへの入場チケットと交通機関の乗り放題が1枚に凝縮された、コストパフォーマンス抜群の旅行パスです。

台北市政府が発行する公式カードとして信頼性も高く、初めて台湾・台北を訪れる方でも安心して使いこなせます。1日券・2日券・3日券と旅程に合わせた選択が可能で、オンラインで事前購入のうえ空港や台北駅で受け取れる手軽さも魅力です。

台湾旅行を計画中の方は、台北無限周遊パスを活用して台北・新北・基隆の名所をお得に、そして効率よく周遊してみてください。

台湾行きのフライトとホテルは、ジャルパック ダイナミックパッケージでお得にまとめて手配が可能です。ぜひ、次の台湾旅行の計画にお役立てください。

ジャルパック ダイナミックパッケージで台湾旅行を予約する

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次