台湾・三峡老街の魅力を徹底解説!金牛角パンと赤レンガ建築が織りなす歴史の街

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台湾・三峡老街の魅力を徹底解説!金牛角パンと赤レンガ建築が織りなす歴史の街

添乗員ライターがお届けする旅行情報。今回は、台湾北部の新北市(シンベイシー/Xinbei Shi)に位置する三峡老街(さんきょうろうがい/サンシアラオジエ/Sanxia Laojie)をご紹介します。台北からバスで約1時間というアクセスの良さでありながら、日本統治時代の面影を色濃く残す赤レンガの街並みは、まるでタイムスリップしたかのような非日常的な体験を約束してくれます。名物の金牛角(ジンニウジャオ/Jin Niu Jiao)パンを片手に、歴史と文化が息づく街を歩いてみませんか。

目次

台北からのアクセスに注意が必要

三峡老街を訪れる際、事前に知っておきたいのがアクセス方法です。台北市内から直接MRTで行くことはできず、必ずバスへの乗り換えが必要となります。

主なアクセス方法として、MRT板南線(バンナンシェン/Bannan Line)の永寧駅(ヨンニンジャン/Yongning Station)、新埔駅(シンプージャン/Xinpu Station)、板橋駅(バンチャオジャン/Banqiao Station)、府中駅(フーゾンジャン/Fuzhong Station)などからバスに乗り換えるルートがあります。バス番号は702、705、706、910、916などがあり、いずれも三峡老街バス停で下車します。所要時間は台北駅から約1時間から1時間半程度です。

また、台湾鉄道(Taiwan Railway)を利用する場合、鶯歌駅(インガージャン/Yingge Station)で下車してバスに乗り換える方法もあります。鶯歌駅から三峡老街までバスで約10分、徒歩でも30分程度の距離です。鶯歌(インガー/Yingge)は陶磁器で有名な街ですので、両方を組み合わせた観光プランも人気があります。

初めての台湾旅行で不安な方や、お子様連れ、ご年配の方との旅行の場合は、タクシーやハイヤーの利用も検討する価値があるでしょう。特に複数人での移動であれば、乗り換えの手間を考えると、費用対効果は決して悪くありません。

清朝時代から続く商業の街の歴史

三峡老街にある交番
三峡老街にある交番

三峡老街の歴史を知ることで、この街の魅力はさらに深まります。三峡の歴史は清朝時代の明代末期にまで遡ります。中国大陸からの移住者が開墾に入り、三峡河沿いの水の便が良いことから、河岸に集落が形成されていきました。

清朝乾隆期に入ると、この地は「三角湧街」と呼ばれる商店街として発展しました。当時、この地域では染料用のリュウキュウアイが生産されており、豊富な水量と相まって染色業が大いに栄えました。三峡の波止場とその周辺は、茶葉、染め物、樟脳という三大物産の集散地として、台湾北部における重要な商業拠点となったのです。

日本統治時代に入ると、三峡の街並みは大きく変貌を遂げます。民権街の不揃いな建物や狭い通りは一掃され、都市計画に基づいた整備が行われました。古代ギリシャの柱、古代ローマのアーチ、バロック様式の装飾などが、中国や日本の建築様式と見事に融合した独特の街並みが誕生しました。

現在の三峡老街は、約200メートルから260メートルにわたる民権街を中心としたエリアを指します。台湾で最長の老街とも言われるこの通りには、大正時代に建てられた赤レンガの建物が今なお残されており、1991年には正式に「三級古跡(市定古跡)」に認定されました。2007年には政府による大規模な修復が行われ、現在の美しい姿がよみがえりました。

赤レンガとバロック建築が織りなす独特の景観

三峡老街を歩くと、まず目に飛び込んでくるのが赤レンガの建物群です。レンガ造りの建物には、当時の戸主や商店の名前がレリーフやガラスモザイクで記されており、往時の繁栄を物語っています。

建物の様式は実に多様で、中国様式、ヨーロッパ様式、日本建築の特徴が混在しています。古代ギリシャの柱やローマのアーチ、バロック様式の装飾が施された建物が連なり、まさに東西文化の融合を体現した景観となっています。

メイン通りの民権街は観光地として美しく修復されていますが、一歩裏道に入ると、当時のままの姿を残す建物や、地元の人々の日常生活を垣間見ることができます。裏から見ると、どの建物が修復されたものか、どの建物が当時の姿をそのまま残しているのかがよくわかります。新しく改築された家は三階建てのビルになっていますが、平屋建ての古い家は田舎特有のひなびた雰囲気を醸し出しています。

夕暮れ時の三峡老街は特に美しく、夕日に照らされた赤レンガの建物は、ノスタルジックな雰囲気を一層際立たせます。写真撮影にも最適な時間帯ですので、午後に訪れることをおすすめします。

老街の路地には3Dウォールアートの可愛い動物の姿も描かれており、散策の楽しみを増やしてくれます。建物の装飾や細部にまで目を凝らすと、職人たちの技術の高さと美意識の深さに驚かされることでしょう。

東方芸術の殿堂・清水祖師廟の圧巻の彫刻美

三峡老街の入り口に位置する清水祖師廟
三峡老街の入り口に位置する清水祖師廟

三峡老街の入り口に位置する清水祖師廟(チンシュイズーシーミャオ/Qingshui Zushi Miao)は、この地域で最も重要な宗教施設であり、「東方芸術の殿堂」「民間芸術の殿堂」と称される見事な建築物です。

祖師廟は1769年(清朝乾隆三十四年)に創建されましたが、1833年の大地震で損壊し、その後再建されました。しかし1895年には日本軍の焼き討ちで焼失し、1899年に地元の有志により二度目の再建が行われました。現在の姿は三度目の再建によるもので、1947年から台湾の著名な芸術家・李梅樹(リーメイシュー/Li Meishu)教授が主導する再建プロジェクトが開始され、実は現在まで建設途中という驚くべき状態が続いています。

李梅樹教授は、祖師廟を中国の歴史や文化、寺廟芸術を融合させた廟にしようと構想し、西洋美術の素養も加えました。そのため、祖師廟の建築には様々なジャンルの職人や現代アーティストのテイストが見事に融合されています。

建築様式は古来の「五門三殿式」で、前殿の石段から床、壁、柱に至るまで、すべて石で造られています。本殿の五つの門はすべて銅製で、廟内には複雑かつ精巧な龍柱、花鳥柱、木彫りが施されています。

特に注目すべきは、本殿入り口の三対の透かし彫りの石柱です。じっくりと観賞する価値のある、職人技の結晶と言えるでしょう。本殿に入ったら、ぜひ天井を見上げてください。「螺旋網目藻井」と呼ばれる非常に複雑な彫刻が施された天井は、芸術的価値が極めて高く、維持に手がかかるため、本殿ではお香が焚かれていません。

壁画や木彫りは、『三国志演義』『西遊記』『封神演義』『二十四孝』などの物語を題材としており、すべて当時の名人の手により造られました。隅々まで見事な彫刻と細かい装飾がなされており、二階には太鼓楼と鐘楼があり、回廊からは建物の細かな装飾を間近に見ることができます。

主祭神は清水祖師で、黒い顔をした像が安置されています。伝説によると、清水祖師が修行中に妖怪が火を用いて顔を黒く燻しましたが、全く負傷することがなかったため、「烏面祖師(黒面祖師)」と呼ばれるようになったとされています。

開放時間は毎日5時から22時までで、無料で入場できます。ただし、コロナ禍以降は入口で検温とアルコール消毒が求められることがありますので、ご協力をお願いします。

三峡名物・金牛角パンの食べ比べを楽しむ

三峡名物の牛の角の形をした台湾風クロワッサン「金牛角パン」
三峡名物の牛の角の形をした台湾風クロワッサン「金牛角パン」

三峡老街を訪れたら、絶対に外せないのが名物の「金牛角(ジンニウジャオ/Jin Niu Jiao)」です。金牛角とは、文字通り「金色の牛の角」を意味し、牛の角の形をした台湾風クロワッサンのことを指します。

日本でよく食べられているクロワッサンとは大きく異なり、外側は硬めでサクサクとした食感、内側はぎっしりと詰まったもちもちの生地が特徴です。バターの香りが豊かで、一つ食べるだけでかなりの満足感があります。プレッツェルのような硬さとクロワッサンを組み合わせたような、独特の食感と言えるでしょう。

三峡老街には金牛角を販売する店が数多く並んでおり、それぞれの店が特色を出しています。主な店舗をご紹介しましょう。

金三峽牛角(ジンサンシアニウジャオ/Jin Sanxia Niu Jiao)

次々に新しい味を生み出すことで知られる人気店です。ポップな牛型マスコットが目印で、店舗は老街内に複数あります。この日は17種類以上もの味が並んでおり、選ぶ楽しみがあります。

おすすめは「原味(ユエンウェイ/Yuan Wei): プレーン味)」「巧克力菠蘿(チャオクーリーボールオ/Qiaokeli Boluo): チョコレートメロンパン味」「鳳梨(フォンリー/Fengli): パイナップル味」「乳酪(ルーラオ/Rulao): チーズ味」の4種類です。最近は普通の金牛角にメロンパンの生地を載せた「菠蘿(ボールオ/Boluo)シリーズ」が人気だそうです。新北市の十大お土産にも何度も選ばれている実績があり、お土産としても最適です。

康喜軒金牛角(カンシーシュエンジンニウジャオ/Kangxi Xuan Jin Niu Jiao)

こちらの店では、金牛角にソフトクリームをのせた「金牛角冰淇淋(ジンニウジャオビンチーリン/Jin Niu Jiao Bing Qilin)」という名物スイーツが楽しめます。ソフトクリームのフレーバーは、チョコレート系、フルーツ系、ヨーグルト系など約10種類から選べます。クロワッサンの中は空洞になっていて、中までびっしりとアイスが入っています。ヨーグルトブルーベリー味は、クリーミーでありながらすっきりとした甘さが心地よく、散策の合間のデザートとして人気です。

福美軒(フーメイシュエン/Fu Mei Xuan)

三峡の老舗として地元の人々に知られる店です。二個から販売しており、口感は非常に硬めで、両端の牛角部分は特にサクサクとして香ばしく、ミルククリームの香りが豊かです。

三角湧金牛角(サンジャオヨンジンニウジャオ/Sanjiao Yong Jin Niu Jiao)

こちらも地元で人気の店で、バターの香りが満ち溢れ、風味は淡めながらも美味しいと評判です。提袋のデザインも美しく、10個入りの箱はお土産として最適です。

金牛角は常温保存で3日間しか持ちませんが、冷凍保存も可能です。台湾の方は、焼きたてを店の前で食べてから、残りを家に持ち帰ってオーブントースターで温めて食べているそうです。この方法で食べると、焼きたてのおいしさが復活します。

プレーンは一個20台湾元から25台湾元程度、フレーバー付きは30台湾元から40台湾元程度が相場です。様々な店で食べ比べを楽しみ、お気に入りの一軒を見つけるのも、三峡老街を訪れる楽しみの一つと言えるでしょう。

三峡の伝統産業・藍染文化に触れる

三峡老街のもう一つの魅力は、伝統的な藍染文化を体験できることです。清朝統治時代の末期、三峡は台湾北部における染色業の中心地でした。老街に立ち並ぶ建物の中には、今なお染物屋の表札を目にすることができ、当時はほとんどの家が染色の仕事に携わっていたとされています。

藍染は台湾の伝統的な染物技術の一つで、かつて台湾の主要経済作物の一つであった藍を染料とし、手間のかかる染色工程を経て、青と白の模様に染め上げた布です。三峡の豊富な水量は、染色業の発展に大きく貢献しました。

現在、三峡老街に隣接する「三峡染工坊(藍染展示センター)」では、藍染文化について学ぶことができるほか、藍染DIY体験も楽しめます。自分だけのオリジナルの藍染品を製作できるこの体験は、国内外の学生や旅行者に大人気です。

毎年7月から8月頃には「三峡藍染フェスティバル」が開催され、赤レンガの老街が青いリボンで覆われる光景は、実に幻想的です。藍染の伝統を守り続ける三峡の人々の誇りと情熱を感じることができるでしょう。

歴史を学べる三峡歴史文物館

三峡老街の入り口近くに位置する「三峡歴史文物館」
三峡老街の入り口近くに位置する「三峡歴史文物館」

三峡老街の入り口近くに位置する「三峡歴史文物館」は、もともと日本統治時代の三角湧庄役場で、80年以上前に建てられた歴史ある建物です。すべて赤レンガを使用して建てられた庁舎は、当時「台湾で最も美しい村役場」と呼ばれていました。

1999年、この美しい赤レンガの古い庁舎は4年の修復期間を経て、今日の歴史文物館として生まれ変わりました。館内は2階建てになっており、1階は文芸特別展エリアで、不定期で芸術や文学の特別イベントが開催されています。2階は常設の展覧エリアで、三峡の歴史文物や古い道具、器具が展示されており、見ると懐かしい記憶がよみがえることでしょう。

三峡の豊かな歴史や人と文化の史跡を学ぶことで、老街の散策がより深い意味を持つものになります。無料で入館できますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

庶民美術館で芸術とカフェタイムを満喫

老街の中ほどにある「庶民美術館」は、古民家カフェとして人気のスポットです。三峡のアーティスト呉冠徳さんとその一家が古民家を改装して開いた私設美術館で、台湾アーティストの作品や骨董品が展示されています。

呉さんは元美術教師で、現在はプロの画家として活動しており、台湾の自然の山林をテーマにした水彩画や油絵を描いています。美術館ではそれらの作品の展示も行われています。三代にわたり三峡に住まう呉さんは、人々に庶民的な生活空間の中で気軽に芸術観賞を楽しんで欲しいと願っています。

建物は古い建物をリノベーションしたもので、歯科医師だった祖父が昔使っていた器具なども展示されています。建物と建物の間には中庭があり、そこに差し込む光に照らされた盆栽は、写真撮影に絶好のポイントとなっています。

館内のカフェテラスでは、台湾産のコーヒーや有機果汁を味わうことができます。古い建物の趣を感じながら、アーティストたちの精巧な絵画を眺め、ゆったりと寛ぐ時間は、旅の疲れを癒してくれることでしょう。

開館時間は木曜日から日曜日の12時から18時まで。入館料は大人20台湾元、子供は無料です。

三峡河と長福橋の風情ある景観

清水祖師廟の向かいから、三峡河をまたいで架かっているのが「長福橋」です。両端の欄干には石づくりの獅子があしらわれ、橋の途中には7基の中国式の東屋がつくられています。

東屋の椅子に腰かけると、三峡河のゆったりとした流れと緑に包まれた両岸の街並みを臨むことができます。この橋は三峡の街の栄枯盛衰を見守ってきた歴史の証人であり、三峡河の自然景観の美しさを堪能できる絶好のスポットです。

散策の途中で橋を渡り、対岸から老街の全景を眺めるのもおすすめです。川面に映る赤レンガの建物や、周囲の山々との調和が生み出す風景は、まさに絵画のような美しさです。

地元の市場で台湾の日常に触れる

三峡老街周辺には、地元の人々が利用する市場もあります。豚の足や内臓などがお肉屋さんの店頭に並んでいたり、露天のお店がたくさん立ち並び賑わっています。台北の市場と比べても、より地方都市らしい素朴な雰囲気が漂っています。

地元のローカルな市場は、台湾の人々の日常生活を垣間見ることができる貴重な場所です。ただし、台湾旅行が初めての方にとっては、やや生々しい光景に驚かれるかもしれません。市場見学に興味がある方は、台北人や地元の方と一緒に訪れることをおすすめします。

市場は朝7時から午後4時頃まで営業しており、月曜日が定休日のところが多いようです。新鮮な野菜や果物、肉類などが並び、地元の人々との交流も楽しめるでしょう。

老街でのグルメとドリンクを楽しむ

三峡老街には、金牛角パン以外にも様々なグルメがあります。

勇伯豆花(ヨンバードウファ/Yongbo Douhua)

老街の民権路の端にある「勇伯豆花」は、入口の両側に伝統的な朱色の大きな提灯が吊るされており、懐かしい雰囲気が漂っています。機械ではなく、昔ながらの手作りの台湾風豆腐デザートの豆花(ドウファ/Douhua)にこだわっているお店です。

18種類の豆花かき氷を提供しており、特に人気なのはミックス、小豆、ピーナッツ、タピオカの4種類です。かき氷やシロップは好みで追加できます。三代目に受け継がれている手作り豆花の味は、暑い日の散策の合間に最高のデザートとなるでしょう。

猪血糕(ジューシェガオ/Zhu Xie Gao)

台湾の伝統的なストリートフードである猪血糕も、三峡老街で楽しめます。豚の血ともち米を混ぜて蒸したもので、台湾独特の食文化を体験できる一品です。

杏仁茶(シンレンチャー/Xingren Cha)

香ばしいアーモンドの風味が楽しめる杏仁茶も、老街の名物の一つです。温かい杏仁茶と揚げパンの組み合わせは、朝食やおやつとして地元の人々に愛されています。

フルーツジュース

キンカンレモンジュースなど、台湾産のフルーツを使ったフレッシュジュースも人気です。金牛角との相性も抜群で、散策の合間にぜひ試してみてください。

老街の中には、クーラーの効いたレストランもいくつかありますが、ドリンクスタンドや豆花、かき氷などの店が多い印象です。食事をする場合は、もち米を型に入れて固めて蒸したご飯の米糕(ミーガオ/Mi Gao)、空芯菜(コンシンツァイ/Kongxin Cai)、大根とスペアリブのスープなどの台湾家庭料理が楽しめます。

お手洗いは老街内にあまりないため、お店に入った際に済ませておくことをおすすめします。

三峡で味わう碧螺春緑茶の魅力

三峡は金牛角だけでなく、かつて製茶、藍染、樟脳を主要産業として栄えていた歴史があります。長福橋を渡って民権街に出たすぐのところにある「三角湧碧螺春茶坊(サンジャオヨンビールオチュンチャーファン/Sanjiao Yong Biluochun Cha Fang)」は、現在三代目がお店を盛り立てている優良お茶屋さんです。

特にお店の名前にもなっている碧螺春緑茶(ビールオチュンリュイチャー/Biluochun Lücha)は、ほとんど毎年賞を獲得しているという実力派です。お茶屋さんに入ると必ず買わなければと思ってしまう方のために、ペットボトルに冷茶を入れて販売しています。これで味を確認してから茶葉を購入することができますので、気軽に立ち寄ってみてください。

夏場はここで冷茶を購入し、老街をブラブラ散策するのも一興です。三峡の豊かな自然が育んだお茶の味わいは、旅の思い出を一層深めてくれることでしょう。

周辺の観光スポットとの組み合わせ

三峡老街を訪れる際は、周辺の観光スポットとの組み合わせも検討してみましょう。

鶯歌老街(インガーラオジエ/Yingge Laojie)

鶯歌駅近くにある陶磁器で有名な老街です。三峡老街から比較的近く、台湾鉄道やバスでアクセスできます。陶磁器の店が軒を連ね、お土産探しにも最適です。鶯歌陶瓷博物館では、台湾の陶磁器の歴史や現代作品を鑑賞できます。

新北市客家文化園区(シンベイシーカージャーウェンホアユエンチュー/Xinbei Shi Kejia Wenhua Yuanqu)

三峡から約1.4キロメートルの場所にあり、客家文化について学べる施設です。三峡地域には客家(カージャー/Kejia)の移民が多く住んでいた歴史があり、その文化的背景を理解することで、三峡老街の魅力がさらに深まります。

李梅樹記念館(リーメイシューチーニエングァン/Li Meishu Jinian Guan)

清水祖師廟の再建を主導した芸術家・李梅樹氏の貴重な作品が収められている記念館です。ガイドが案内する絵の解説に耳を傾けながら三峡の歴史を振り返ることができます。

雲森瀑布(ユンセンプーブー/Yunsen Pubu)

三峡の秘境とも呼ばれる滝で、トレッキングコースでは豊富な生態系を見ることができます。豊かな緑に囲まれながら迫力のある滝を眺め、フィトンチッドを思い切り吸い込むアウトドア体験は、親子連れにも人気です。

これらのスポットを組み合わせることで、三峡エリアでの一日をより充実したものにできます。時間に余裕がある方は、ぜひ複数のスポットを巡ってみてください。

訪問のベストシーズンと注意点

三峡老街は一年を通して訪れることができますが、それぞれの季節に特徴があります。

春から初夏(3月から6月)は気候が温暖で過ごしやすく、観光に最適です。7月から8月には三峡藍染フェスティバルが開催され、老街が青いリボンで彩られる美しい光景を見ることができます。ただし、台湾の夏は非常に暑く湿度も高いため、日焼け止めや帽子、水分補給の準備が必要です。

秋から冬(9月から2月)は比較的涼しく、散策に適した気候です。特に夕暮れ時の赤レンガの街並みは、涼しい季節の方がゆっくりと楽しむことができます。

休日、特に週末は地元の人々や観光客で混雑することが予想されます。ゆっくりと散策したい方は、平日の訪問をおすすめします。また、多くの店舗が月曜日を定休日としているため、訪問の際は曜日にも注意が必要です。

老街の道は石畳になっているため、歩きやすい靴で訪れることをお勧めします。ヒールの高い靴やサンダルでは、長時間の散策が辛くなる可能性があります。

清水祖師廟や歴史文物館など、室内の施設を訪れる際は、肩や膝を露出しすぎない服装が望ましいでしょう。特に祖師廟は宗教施設ですので、敬意を払った服装を心がけてください。

また、老街には日本語を話せる店員さんもいますが、基本的には中国語での会話が中心となります。簡単な中国語のフレーズを覚えておくと、コミュニケーションがスムーズになり、旅がより楽しくなるでしょう。

三峡老街での過ごし方・モデルコース

三峡老街を効率的に楽しむための半日モデルコースをご紹介します。

午前10時:三峡老街到着 台北からバスで到着したら、まずは老街の入り口にある清水祖師廟を参拝しましょう。じっくりと細部まで観賞すると1時間程度かかりますが、圧倒的な彫刻美に時間を忘れてしまうことでしょう。

午前11時:三峡歴史文物館見学 清水祖師廟の近くにある歴史文物館で、三峡の歴史を学びます。30分から1時間程度の見学で、老街の背景知識が深まります。

正午:老街散策と金牛角食べ歩き いよいよ民権街の老街を散策します。赤レンガの建物を眺めながら、金牛角パンの店を巡り、食べ比べを楽しみましょう。康喜軒で金牛角アイスクリームを味わうのもおすすめです。

午後1時:ランチタイム 老街内のレストランで台湾家庭料理を楽しむか、勇伯豆花で豆花とかき氷のランチもよいでしょう。

午後2時:藍染展示センター訪問 藍染の歴史を学び、時間があればDIY体験に参加してみましょう。自分だけのオリジナル藍染品は、最高のお土産になります。

午後3時:庶民美術館でカフェタイム アートを鑑賞しながら、台湾産コーヒーでひと息つきましょう。中庭の盆栽は絶好の撮影スポットです。

午後4時:長福橋を渡って対岸へ 三峡河にかかる長福橋を渡り、対岸から老街の全景を眺めます。川面に映る赤レンガの街並みは、記念撮影にぴったりです。

午後5時:お土産購入と帰路へ 金牛角パンや碧螺春茶などのお土産を購入し、台北へ戻ります。夕暮れ時の赤レンガは特に美しいので、時間があれば夕日を待つのもおすすめです。

このコースはあくまで目安ですので、興味のあるスポットでは時間をかけて楽しんでください。時間に余裕がある方は、鶯歌老街や李梅樹記念館なども訪れると、より充実した一日になります。

台湾旅行を存分に楽しむために

三峡老街は、台北から日帰りで訪れることができる魅力的な観光地です。日本統治時代の面影を残す赤レンガの街並み、東方芸術の殿堂と称される清水祖師廟、名物の金牛角パン、そして伝統的な藍染文化。これらすべてが、この小さな街に凝縮されています。

台北の喧騒を離れ、ノスタルジックな雰囲気の中で台湾の歴史と文化に触れる体験は、旅の思い出を一層豊かなものにしてくれるでしょう。老街の裏道を歩けば、台湾の人々の日常生活を垣間見ることもでき、ガイドブックには載っていない発見があるかもしれません。

三峡老街の魅力を存分に味わうためには、余裕を持った旅行計画が大切です。アクセスやホテルの手配、現地での移動手段など、海外旅行では様々な準備が必要となります。

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